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秋季団体戦(Ray)

こんにちは、主将のRayです。
11/23∼24に千種生涯学習センターで開催された中部秋季団体戦の振り返りを書いていきます。


今大会では準備に関するトラブルもあり、様々な方にご迷惑をお掛けしました。
その件についての詳細や謝罪についても末尾に述べさせていただきます。ご容赦ください。


~~~~~


大会1日目
1回戦:vs名古屋工業大学

石川-T川
黒瀧-A妻
松本-D口
藤原-H井
岩城-H本
大塚-Y田
河村-S木


初戦なのでオーダーは読めませんが、大エースT川さんの1番手は全くの想定外。
私の相手は春個人ベスト16で2日目に進出しているH井さん。振り飛車という事前情報は掴んでいました。

相振りで、先手向かい飛車対後手三間というオーソドックスな形。中盤相手に見落としがあったようで、駒得に成功し押し切ることが出来ました。

チームは黒瀧、松本、藤原、岩城、河村勝ちの5-2勝ち
まさかT川さんが1番手に来るとは予想しておらず、ごえもんさんが轢かれました。
勝っても負けても飄々としているごえもん(敬称略)のキャラはチームの雰囲気が決して悪くならないので大事な存在ですね。あと2年くらい居て欲しいです

それと強敵相手に最後まで踏ん張った大塚くんを褒めたいです。
この一年間、実力に対し殆ど出番を作ってあげることが出来なかったですが、挫けずに勉強し実戦を積んで、見違えるように強くなりました。
変な言い方ですが、自慢の後輩の一人です。



2回戦:vs静岡大学

石川-M田
黒瀧-S木
藤原-O澤
塩澤-K谷
岩城-H口
井村-Y田
加藤-E間



私の相手はかるきず、身内です。
アットホームな雰囲気で対局を始めましたが、25手目にして飛車角総交換の乱戦に。

一方的に自陣飛車を打たせてリードを奪いましたが、モタモタしている内に端を破られ、あわあわしてる内に入玉され、オロオロしていたら竜をタダで抜かれる始末。
最後に相手が攻め合いを狙ったタイミングでなんとか玉を押し返すことに成功して難を逃れました。

チームは石川、黒瀧、藤原、岩城、加藤勝ちの5-2勝ち
静大は主力選手を複数欠いていたので、もしフルメンバーで来られていたらどうなっていたか分かりません。来期からも手強い相手であると感じました。



3回戦:vs三重大学

黒瀧-H口
松本-K口
藤原-HYS
塩澤-N橋
岩城-M谷
河村-T橋
加藤-M山



私の相手はHYSくん。春の中部オール団体戦でボコボコにされているので、胸を借りるつもりで挑みました。

20191125154137121.jpeg
(図1は16手目△3一玉まで)
普通の対抗形です。私は振り飛車。

201911251541504c9.jpeg
(図2は37手目▲7八金まで)
部内で私が「振り飛車の皮を被った右玉党」と揶揄される所以です…
本譜はここから△7五歩▲6五歩△同銀▲7五歩と進み歩を持ち合い開戦しました。
その後、つんのめった指し手を正確に咎められ、徐々に悪くなり迎えた図3。

20191125154202f12.jpeg
(図3は64手目△8八角まで)
ここでは、△8八角に代えて△4六銀▲同銀△6八角とされたら終了していました。
本譜の△8八角には▲6九飛と回れば、以下△6六銀にそこで▲8四馬(!)と引く手が絶好で優勢でした。実は一瞬チャンスが訪れていたんですね。

本譜は△8八角に▲8九飛△6六銀▲8八飛△6七銀成▲同金△7九飛成と進み、駒得は果たしましたが手番を握られ、右玉なのに一段目に飛車を成られては粘りようが無い。以下秒に追われて指した手を咎められ、一瞬で寄せ切られました。大局観が悪すぎました。

相手は強かったし、自分は弱かったです。この結果はハッキリと実力の差ですね。

チームは黒瀧、松本、岩城、加藤勝ちの4-3勝ち

本当に紙一重でした。チームメイトに救われました。
三重大学さんは優勝候補の一角なので、初日に乗り切れたのは大きかったです。

大会1日目はここまで。


大会2日目
4戦目:vs愛知工業大学

黒瀧-S井
藤原-T崎
塩澤-I口
岩城-S田
井村-T木
加藤-(不戦)
松田-(不戦)



初日は7人で戦っていた愛工大さんですが、2日目は選手が足りなかったらしく5人での戦いとなりました。

私の将棋は相振りで相手の矢倉。6筋の位が取れる形になり、そのままリードを保って勝ち切ることが出来ました。

チームは黒瀧、藤原、塩澤、岩城、井村勝ち、2不戦勝の7-0勝ち
最終戦を前に良い流れを作ることが出来たと思います。


5回戦:vs名城大学

石川-I藤(奨)
黒瀧-O村
藤原-I井
岩城-G藤
河村-S田
加藤-K林(豪)
松田-N岡



最終戦。勝った大学が優勝です。

私の相手はI井さん。今年度の中部オール個人戦優勝、そして秋季個人戦優勝と現在中部学生将棋で最も波に乗っている相手です。

過去の戦績は0-2。名実共に自分の遥か上を行く相手と戦うことになりました。

戦型は先手居飛車穴熊に後手ノーマル三間飛車で対抗。
ここ1ヶ月で70局程度棋譜を並べた戦型です。
普通に組み合ったつもりなのに、ソフトで解析したら穴熊に組まれた時点で500点以上こちらが悪いと言われました。穴熊は怖いです。

その後、幾度もチャンスが訪れるも優位に立つ手を逃し続け、迎えた図4。

201911252000002d6.jpeg
(図4は84手目△6九とまで)

ここでさっぱりと▲同金△同竜▲7九金と弾かれると、以下△6六竜に▲6二歩△7一金▲4四角という絶好打があり、こう進めば負けていたと思います。

本譜は既に30秒将棋に入っていた相手が▲6二銀と踏み込んできたため、一旦受けに回ったのちに△7九とが入る展開になり、押し切ることが出来ました。
格上相手に一発入れることが出来たのはツキがあったからに過ぎません。運が良かったです。

I井さん、学生王将戦頑張ってください。チームメイトとして中部オール団体戦に出場し、中部学生将棋連盟で共に運営に携わった仲として、応援しています。


チームは藤原、岩城、河村、松田勝ちの4-3勝ち

オーダー的には1有利1不利5勝負と読んでいたのでどう転んでもおかしくなかったですが、勝負所で1本多く取ることが出来たようです。

岩城さんは最後の中部団体戦でn度目の全勝を達成。本当に心強かったです。
王座戦まで共に戦うことができると決まって本当に嬉しいです。
団体戦初出場のまつりくが大仕事をやってのけてくれました。彼も入部から急激に力を伸ばしており、今後主力の一角になっていく存在であると感じました。
そして、春季団体戦を旅行で欠席していた市長も苦しい将棋を捲ったようで流石の一言。頼もしい同期です。
ごえもん、大地、惣菜の3人は3局とも、圧倒的な実力の名城レギュラー陣と激戦の末に惜しくも相手の意地に屈したようです。
しかし、結果はともかく彼らの将棋は見ている人の胸を打つものがあったと思います。団体戦ならではの意地と意地のぶつかり合いを間近で見ることが出来て良かったです。


~~~~~


なんとか今年も学生王座戦の出場権を得ることが出来ました。
中部の代表校として恥ずかしくないよう、これから1ヶ月更に練習し、チーム一丸となって戦っていけるよう頑張ります。

総括


〇謝罪

今大会の1日目に、名大が対局時計を一部忘れたため大会の開始が1時間遅くなるというトラブルがありました。
中部大会は毎回名古屋で開催されます。故に遠方の大学は毎度長距離の移動を余儀なくされる訳であり、盤駒時計を供出するのは近辺の大学が果たすべき義務です。
人間なので誰でも失敗することはありますが、忘れる可能性を踏まえて対策を怠ったのは主将である私の責任です。

・今後の防止策
1人忘れても数が足りるよう、盤駒時計を負担する部員が6人必要ならば、余剰分を持って行く7人目を用意することにします。
余剰であっても、時計が壊れていたり駒が足りなかったりする可能性もあるので多めに用意して損は無いと思います。

・反省
今回の件に関して、私達の態度にも問題がありました。
忘れた部員一人に対局時計を取りに帰らせ、交互に荷物を持って走るなどのサポートもせずに会場で練習将棋を指していました。
迷惑を掛けているという自覚が足りなかったです。
今回、開始が遅くなったことによりオーダーに影響が出た大学もあったようで、そういった被害を受けた方々から見たら私達の態度は腹立たしいものであったかも知れません。
本当に申し訳ありませんでした。

・処分について
今回の件で、名大は厳重注意(2日目も盤駒時計を忘れた場合、その時点で失格処分となり全戦0-7負け扱い)と一部選手の今大会出場停止処分を受けました。
この処分について、他大学代表者の方々から「そこまで重い処分にしなくても」という声や「名大は開始が遅れた分の持ち時間を減らして最初から秒読みで指すべき」など、より重い処分を望む声も上がりました。
私はどんな処分も覚悟していました。初戦0-7負け扱いにされても異議を唱えるつもりはありませんでした。
今回の処分についてひとつお願いしたいのは、この決定を下した中部学生将棋連盟の理事の方々を責めないで欲しいということです。
理事の方々は無償で大会を運営してくださっています。ただでさえ大変な仕事量の上、こういった裁量は葛藤を伴うものです。
彼らを責めることだけは絶対にしないでいただきたいです。

今回の処分は今後の名大が同じ失敗をしないための良い薬になりました。
また、今回一番辛い思いをした部員は来期の理事を務めます。今大会に出場できず悔しい思いを味わった彼なら、来年度の運営を行っていく上で何かハプニングがあっても、様々な立場の方々のことを考えて立派な判断をしてくれるでしょう。

改めて、このたびは申し訳ありませんでした。
主将として私に至らぬ点が多々ありました。過ちを繰り返さぬよう気を付けますので、今後も大会運営に協力させてください。



〇感謝

今大会を通して、改めて多くの方々の支えというものを感じました。

・運営メンバーへ
大会運営を担ってくださった中部学生将棋連盟の皆さん、1年間本当にありがとうございました。
理事長の加藤くんはもう少し仕事があると思うけど、一旦は区切りということで。引き継いでくれて本当にありがとう

・先輩方
選手として力を貸してくださったニタマゴ先輩を始め、卒業生の方々にもお世話になりました。
応援にきてくださったOBの方々に久々にお会いできて嬉しかったです。
精神的な面、技術的な面、そして経済的な面でも多くの力を与えてくださいました。感謝してもしきれません。
これからも、お時間あればいつでも部室にお越しください。

・岩城さん
まだ王座戦がありますが、中部団体戦はこれが最後ということで6年間本当にお疲れ様でした。
岩城さんの背中を追って将棋を指していた我々後輩にとって、隣に座って将棋を指すことが出来た団体戦は何物にも代え難い経験です。
医学部で忙しいと思われますが応援しています。王座戦では頼もしい仲間だと思っていただけるよう私達後輩は将棋を頑張ります。
勉強も頑張ります

・部長、同期
1年間、惣菜の存在が本当に大きかった。
部室に極力居ては後輩と指して高め合い、部内リーグの運営や事務処理なども全て1人でこなしてくれました。
彼が仕事を全部やってしまうので、私は名ばかりで中身の無い主将になってしまいました。それだけ惣菜は凄いヤツです。三重大戦の勝利打点も大きかった。
秋個人で彼に負かされたのは仕方がないというか、納得がいく負けでした。

惣菜以外にも、私は同期の部員に恵まれました。
今後も共に戦っていきたいと思える仲間達です。


・後輩
1年生2年生は、互いに高め合って4月と比べてみんな見違えるほど強くなりました。
今後の名大将棋部を引っ張っていく存在が彼らならば、この部活はこれからもよりよいものになっていくと思います。


〇王座戦に向けて

一昨年は9位、昨年は8位。
名大の学生王座戦の成績です。
全国的に見たらやはり下位でくすぶっているのが現状です。
今年こそは上位を目指して戦えるよう、これから1ヶ月頑張っていきます。




長くなってしまいましたが、ここらでこの記事は終わりにさせていただきます。
最後まで読んでくださった方々、応援してくださった方々への感謝を込めて挨拶と代えさせてください。

本当にありがとうございました!!
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