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秋季団体戦&提言(I城)

11月21・22日に秋季団体戦が行われました。自分の対局を振り返ります。
1日目
1R 滋賀 K山さん
鳥刺しで捌いたら収まってしまい作戦負けに。朝に運営の仕事で精神的動揺()があったものの、さすがにこれはひどい。しかし、終盤の勝負所で踏み込めて勝ち。
「危ないようでも読み切っていれば安全」という羽生先生の金言を思い出した。
チームも4-3で勝ち。滋賀は主力が1人いなかったわけで、5-2勝ちはしたい。

2R 三重 M山さん
VSエース。先手中飛車に押さえ込みを図ったが失敗。これは準備不足なので次回の課題とする。相手が形勢良しとみて技をかけてきたが、均衡を保つ返し技を用意しておりその後勝ち。
チームも5-2で勝ち。

3R 名工 M下さん
相手はエースのN村さんを当てたかったはずだが1人ずれた格好に。中飛車の無理攻めを咎め勝ち。
チームも4-3で勝ち。棋譜を見る限りは厚い4-3だが、勝勢でも反則負けする可能性があるので5-2以上にしたい。

2日目
4R 南山 S谷さん
序盤で錯覚により一歩損し(しかも菊水矢倉の桂頭の歩)、盤上を制圧され目も当てられない展開に。その後相手の1手パスにより差が縮まるも負け。
図から後手玉は即詰みに討ち取られた。手順は載せないので考えましょう(ヒント:詰将棋のような妙手がある)
2015-11-28a.png
チームは4-3(不戦勝2)で勝ち。オーダーはT塚さん、私で確実に2勝し4-3以上の形を作る意図だったと思われるが、私の敗北によりその前提が崩れ、3-4負けの危機に瀕した。ギャラリーに囲まれた中、金ただ捨ての悪手のあと踏ん張り、熱戦のすえ勝利打点を挙げたT越を称えたい。(あのような悪い流れを踏ん張るのはとても難しい)
これにより、次の試合が消化試合となることを免れ、恒例の優勝決定戦となった。

5R 名城 H部さん
戦力差は否めないが、とにかく一人ひとりが頑張るしかない。
私の相手は4年生で、これが初手合いである。学生将棋引退前に当たることができて良かった。
横歩3三桂に対し、先手の私が受けにまわる展開となり下図。次に4五歩以下、攻め駒と守り駒を交換されると後手に不満がなくなる。
2015-11-28b.png
ここで3五歩(同角なら3四歩2五桂同桂同飛3六銀)としたのがまずまずの手で、以下4五歩3六銀として後手の角が使いづらくなった。
ただ、先手の金銀がばらばらなので慎重を期さねばならない。
この後形勢は二転三転し次図。決め手がある。
2015-11-28c.png

取られそうな桂を活用する6四桂の味が良い。以下同角6五歩と進み攻め合い勝ち。ほかに、私は見えなかったが8三歩成同玉9四金も正解である。大勢が見守る中、長手数を勝ち切れて安心。
チームは2-5で負け。今年春の悪夢よりはましだが、去年秋3.5-3.5のような接戦から遠ざかっているのが寂しい。
最終結果は
優勝:名城 勝点5 勝数31
2位 :名大 勝点4 勝数19
以下略。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここからは一年を振り返ります。

私自身、今年は名城勢に辛酸を嘗めさせられました。
・春個人でベスト4から2連敗し3枠の代表を逃す
・春団体で初黒星を喫し入学以来の14連勝がストップ
・西日本団体で中部選抜に敗れ6-1で全勝賞を逃す
・中部オール本戦1回戦で負け強制的に運営に専念させられる
・秋個人2日目初戦で負け強制的に運営に専念させられる

春個人や西日本などで、他大の強い方にはそれなりに勝っていたのですが、名城レギュラーにはどうしても勝つことができませんでした。去年7-2だっただけに、1敗ごとのショックは大きく、今年の全敗を回避するとしたら秋団体の最終戦しかありませんでした。
相手は王座戦への単なる通過点、自分はおそらく今季最終戦という温度差があったのは事実ですが、最後に勝てたことで自信を取り戻すことができました。

この日は今年最後の大会ということで、来年の部長等を決める期日でもありました。私は同期に
「(何も役職をやらなくていいから)お前は勝つのが仕事だ」
と言われました。
今年は皆さんの有形無形の支えにより理事長の仕事を務めることができました。心より感謝します。来年は、キャリアハイの成績で「仕事」をしたいと思います。

ところで、今季は名大全体が振るわない結果になりました。特に団体戦では、個人勝数も減り、優勝決定戦も盛り上がりを欠く印象があります。
「名城は実績ある新人が近年続けて入学し、大学の支援も厚く、学業の時間も~」と言い訳にも似つかぬ分析をするのは簡単です。
しかし我が部はそもそも練習量で負けています。練習量で同じ土俵に立つことは数学でいうところの必要条件であり、その条件を満たしていないのだから環境面に関する上述の言い訳をする資格はないというのが正直な思いです。
一度手放した流れを取り戻すのは容易ではないですが、意識を改めて一人ひとりが真剣に取り組めば、3年前まで、あるいは去年秋のような熱い戦いができる潜在的な力があると私は思います。実際、真面目に取り組んでいる人は棋力向上が手に取るように実感できているはずです。
ここまで漠然とした展望を述べましたが、1つだけ各論的な話をするならば…
長い持ち時間で練習できる部室の雰囲気の醸成は必須です。
団体戦の3-3残しのような状況では場数がものを言います。本来、そうした緊張感は公式戦でしか経験できませんが、‘長い持ち時間かつ静かな環境’をつくれば練習でも再現できます。一人でいくら練習しても場慣れはできないので、部室でその機会を提供すべきです。成績推移をみるに、このままだと来年は名城以外の大学に3-4負けします。
当たり前のことしか述べていませんが、この現状は変えねばならないし、頑張っている1年生や次の新入生に申し訳ないです。
私自身、今季最後に浮上のきっかけをつかめたという好材料もあり、来季も練習を頑張ろうと思っています。部の強化の為にできる限り協力するのでよろしくお願いします。
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岩崎夏海著
「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッガーの『マネジメント』を読んだら」

参考になると思います。
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