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学生選手権(I城)

3月27~29日に行われた学生選手権を振り返ります。

27日早朝に名古屋を在来線で出発し大阪商業大学へ。偶然にも名城の方と近鉄特急の同一車両に。初日は5人制団体戦で、O石・K村・T中先輩、K藤くんと私というメンバー構成。持ち時間は30分切れ負け。
1回戦は東大Bという院生中心のチーム。
私の相手はM井さん。ノーマル四間に対しオリジナル端玉銀冠を採用。分かれは良くなかったもののごまかして勝ち。チームは1-4で負け。
2回戦は甲南高校。1回戦で優勝校の立命Rに2-3の接戦を演じており、0勝1敗グループ内では最強と言っても過言ではない。
私の相手はA北くん。甲南が擁する個人県代表のひとりである。2年前の高校選手権団体決勝トーナメントで私の高校は甲南に1-2で敗れており、当時の副将は彼だった。(私は三将だったので直接当たったわけではない)
戦型はゴキ中対超速に。私の悪手を咎め先手優勢になったが寄せがいまいちで下図に。既に難しくなっている。
2015-03-29a.png

「▲6一飛打ってくれたら楽に勝てるんだけどなー、なにか攻防手がありそうだし入玉する方針でいきますか」くらいに気楽に思っていたところ本当に▲6一飛がきた。というわけで△7七角成▲同玉△6五桂と進行。まず△7七角成を玉以外の駒で取ると簡単に詰む。よって▲7七同玉だが△6五桂が厳しい。逃げると詰むので▲6五同飛成とするよりないが、△6五同銀とした局面で後手玉に即詰みはなく先手玉は一手一手の寄りである。実戦は△6五桂に対し▲7六玉と逃げて後手勝ち。感想戦で昔話に花を咲かせた。
チームは1-4で負け。
3回戦は立命館大D。私の相手はH田さん。KKSの仕掛けを咎めて勝ち。
大学から将棋を始めた人が多いチームだったので平均R差が500はあったが、当たりの悪さも災いし2-3で負け。これはあまりに不甲斐ない。
4回戦は近畿大C。相手の名前は不明。一手損角換わりの序盤で隙があり勝ち。チームも5-0で勝ち。
5回戦は大阪商業大。大会会場は普段通っているキャンパスの食堂というホームチーム。地の利を生かした戦いをしてくるかもと警戒した。嘘です。将棋にそんな戦い方があるわけない。
私の相手はエースK本さん。関西選抜の方である。ゴキ中相穴熊から下図に。
2015-03-30a.png

私はこの局面を悲観というか半ば諦めていたが、激指評価値は約-1000、つまり後手優勢。改めて見直すと、少なくとも諦める局面ではない。私の穴熊感覚が見当違いだったというわけで、形勢判断の誤りが祟りここから疑問手を連発し10手ほどで逆転。
K本さんは最後に、“40秒”という、与えられた時間を存分に使いかつ切れる心配もない絶妙な時間を残して後手玉に必至をかけた。私は3分残しており、この美しい勝ち方への感慨に2分間耽ってから投了を告げた。
ありがたいことにチームは3-2で勝ち。
チーム2-3、個人計12-13という結果になった。フルメンバーではないので3回戦以外は順当であろう。
K藤くんと私は翌日の個人戦に参加するため大阪で宿泊。
翌朝は行きの電車で東大主将に偶然会い色々お話する機会に恵まれた。
さて、個人戦は4人制の予選リーグ後に本戦という形式である。参加者は400名以上おり上位進出は大変だ。持ち時間は20分30秒。会場に早く着き、開始まで時間があったので浜医のT田くんと10秒将棋を指した。
予選1回戦は静岡県の高校生。相手は石田流で、その場の思いつきの陣形で対抗してみた。悪手を咎めて勝ち。
2回戦は横国大生。横歩取りで直線的な変化に踏み込み勝ち。難なく2連勝で通過。
本戦1回戦は大阪学芸高校のI本さん。局後に調べたところ、去年女流棋戦に出場していて勝利も挙げていた。(研修会B2なので女流棋士になる資格もある)
先手石田流に対し私は銀冠を目指したが、早めに動かれ飛車交換に。いったん局面が落ち着いたあと玉頭銀で3三にいた角の頭を狙われ、▲3四銀△4四角▲4五銀△3三角▲3四銀…と千日手に。両者自信なしの展開でありなるべくしてなった指し直しである。決して女の子相手に対局時間を引き延ばそうと画策したわけではない。相手のかたも「先手だけど持ち時間は私のほうが多かったので千日手で良かった」とおっしゃっていた。よっしゃ
私は昨年の東海リーグでも女の子相手に千日手に持ち込んでいるので、意図的に誘導したわけではないとこのように主張しても説得力を欠く。
指し直し局は相振り向かい対三間に。方針が難しい形だったが、相手に誤算があったようでこちらに分のある変化となり攻め合い勝ち。
2回戦は東大M2のS山さん。元レギュラーの方である。対局中あまり頭を使っていなかったのか、棋譜がほとんど並ばなかった。とはいえ一つくらい図面を載せておきたいので唯一覚えている下図からの手順を紹介しよう。2015-03-30b.png

ゴキ中対超速風の盤面だが、2五ではなく2六に歩があることから少し変わった形であると推測できると思う。この局面はすでに先手が指しやすそうなので序盤の私の指し手に問題があったはずだ。
ここから▲5四銀△8八角成▲同玉△5四銀▲5五歩△6三銀▲4三角△2二飛▲6五角成となり先手有利に。△2七角から後手も馬は作れるが、彼我の馬の働きに差がある。短手数で完敗。
感想戦では、手順中△5四同銀に代えて▲5四同飛ならどう指せばいいか分からなかったと相手はおっしゃっていた。確かに▲9六角△5二金左▲5五銀△9四飛▲6四銀△同飛▲5三銀(次図)などと派手に決めに行くと△3三角▲7七桂△6六歩で逆転だから、意外と難しいのかもしれない。
2015-03-30c.png

というわけで本戦2回戦敗退。練習量が大幅に減り棋力向上が望めないので実力通りだと思います。
学生選手権は初めての参加で、運営のクオリティ・参加者のレベルの両方が充実している良い大会だと感じました。今回は名大からの参加者が少なかったですが次回は是非増えることを期待します。
私視点での今大会の報告は以上です。団体戦は改めて他のメンバーが、個人戦は私より成績の良かったK藤くんが、女流戦はO石さんが書いてくれるかもしれません。
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