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名大将棋部

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名古屋大学将棋部のブログです。
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春季団体戦(惣菜)

部長の惣菜です。5月25、26日に行われた春団体の振り返りをしたいと思います。詳しい記事はきっと誰かが後で書いてくれる(主将のFくんとか5-0したKくんとかよろしくね)と思うので簡単に書いていきたいと思います。
細かいミスご容赦ください。

1日目
0回戦
部長がスマホを忘れたこと以外は勝ち。

1R vs愛知学院大学
名大偶数先
都-I藤
黒瀧-T中
藤原-S浦
加藤-O野
松本(雅)-K藤
岩城-N川
松本(泰)-I橋
(敬称略)
初戦なのでオーダー予想はできなせんでしたが、まずまずのあたりだと思いました。
私の相手は1年生のO氏。角換わりで中盤で形勢を損ねたものの、粘り強く受けて逆転勝ち。白星スタートを切れました。

結果:黒瀧、藤原、加藤、松本(雅)、松本(泰)勝ちの5-2

2R 名古屋工業大学戦
名大奇数先
黒瀧-H井
藤原-D口
西山-T川
松本(雅)-I藤
岩城-T田
石川-Y田
松本(泰)-MR
(敬称略)

名工のT川さんと藤原くんが当たる展開が怖かったので、オーダー的にはそうならず一安心といったところでしょうか。
私は当たりとオーダー準備の都合でお休みです。

結果:黒瀧、藤原、松本(雅)、岩城、松本(泰)勝ちの5-2
勝ちたいあたりできっちり勝ててよかったです。西山くんは団体デビュー戦でエース相手によく頑張りましたがおしくも届かず。

3R 静岡大学戦
名大奇数先
黒瀧-K谷
井村-N澤
藤原-K塚
西山-O澤
加藤-S木
松本(雅)-SS木
岩城-Y田
(敬称略)
藤原くんを躱されてオーダー的には失敗。1年生3人が勝負の鍵を握りそうな当たりです。
私の相手は1年生のS氏。角換わり腰掛け銀で相手が52玉として待機する将棋でした。飛車をなり込めて攻めきって勝ち。

結果:黒瀧、井村、藤原、加藤勝ちの4-3
黒瀧くんは強敵相手に快勝。勉強していた成果がよく出ていました。井村くんは苦しい将棋を逆転勝ち。団体戦初出場でとても大きな仕事をしてくれました。

ギリギリの戦いでしたが、1日目を全勝で終えました。一年生の活躍が光りましたね。

2日目
(再びの)0回戦
部長が盤駒時計を忘れて会場最寄り駅から一度取りに帰ったこと以外勝ち。

4R 三重大学戦
名大奇数先
黒瀧-HR
藤原-M山
加藤-K口
松本(雅)-N橋
岩城-T橋
石川-HYS
松本(泰)-H口
(敬称略)
ほぼ予想通り。三重大2年生エース2枚が厚いのでほか5つで4勝できるかどうか。
私の相手はK口氏。新人王戦で当たっており、その時は勝ちましたが油断できない相手です。
戦型は対四間飛車穴熊。やや不利の終盤で激しい玉頭戦となり、勝負手が通って逆転。最後は自玉のZを保って寄せ切って勝ちました。私が負けたらチームも負けだとなんとなく雰囲気から感じられたので、勝ててとてもよかったです。

結果:黒瀧、加藤、岩城、松本(泰)勝ちの4-3

松本(泰)が苦しい将棋を捲って勝利打点。よくやってくれました。

5R 名城大学戦
勝った方が優勝です。
名大奇数先
黒瀧-S田
藤原-O村
加藤-K林
松本(雅)-G藤
岩城-I藤
石川-I井
松本(泰)-H尾
(敬称略)
予想は外したものの、オーダーの当たりは悪くないように思いました。
私の相手は1年生のK林氏。個人戦はベスト8、団体もここまで4-0と結果を残している強敵です。戦型は居飛車急戦対三間飛車。
図1は終盤戦で、K林氏が57に角を打ったところ。すでにお互い持ち時間を使い切り30秒将棋に入っています。

2019春団-1(惣菜)
本譜はここから94歩84玉35角成46歩58歩同龍46馬(図2)と進み、以下数手進み先手勝ちとなりました。
2019春団-2(惣菜)
対局中は35角成〜46馬がぴったりで勝勢だと思っていました。
しかし、図2以下48馬59歩98歩58歩99歩成(図3)と進むと指し手が難しいです。
2019春団-3(惣菜)
こう進んでいたならば、互角どころかむしろ自信のない展開でした。
幸運にも私は勝利することができましたが、まだまだ自分の実力が足りないことを自覚しなければいけないと感じました。

結果:黒瀧、加藤、岩城勝ちの3-4

この結果、名城大学の優勝となり、富士通杯の代表に決まりました。名古屋大学は4期ぶりに優勝を逃しました。

私自身、個人としての結果は満足のいく結果でした。特に格上の相手に勝つことができたのがとてもよかったです(私が勝った相手のうち2人が4-1でした)。

しかし、部長として、また、オーダー係としては決して良いものではありませんでした。
同じ目標を目指し、チームを引っ張っていくだけの力が足りなかった。
メンバーの実力を正確に知り最適のオーダーを用意することができなかった。
どうしても優勝したい、富士通杯に出場したいという気持ちが足りなかった。
反省点はいっぱいあります。今後少しずつ良くしていけるように頑張りたいと思います。全員で強くなって秋は絶対勝ちましょう。
あと忘れ物をしないように気をつけたいです。

応援や戦型チェックとしてきてくださった部員の皆さんやOBの先輩方本当にありがとうございました。優勝できなくて申し訳ないです。
そして運営さんおつかれさまです。毎回本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

最後に名城大学の皆さんおめでとうございます。富士通杯では中部地区代表として頑張ってください。
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ゾンビ先輩の話。(Ray)

あと数分のうちは3月、というこのタイミングで記事を書こうと思い立ったのは、4月は新しい出会いの季節というイメージがあるからでしょうか。

別れの季節である3月のうちに書きたいと思ったのは、とある先輩の話です。

去年今年と卒業された多くの先輩方に我々後輩はお世話になってきました。卒業される先輩方全員に感謝を伝えたいです。
しかし、これから書くのはその中でも群を抜いて個性的で、とても後輩の面倒を見てくれた先輩の話です。


~~~~~


私とゾンビ先輩が初めて会ったのは、2年前の学生選手権、団体戦の時のこと。
当時、名大への入学が決まっていた私は高校の仲間と5人で広島から大阪まで遠征し、高校最後の団体戦に参加していました。

奇しくも4回戦で名大Aと当たった私は、これは入部前にアピールする絶好のチャンス!と息巻いておりました。

その時の様子は過去にきむりく先輩が投稿された記事に少し載っているので是非。

しかし、高校大会で何度も県代表を経験していた両隣り2人が終始手出しすることも出来ずに圧敗するのを見て、この大学に入ってやっていけるのかと震え上がったのを今でもよく覚えています。

その時、二人を倒したのがcastle先輩とゾンビ先輩でした。のちに私も名大の一員となり、共に戦うことになりますがここまでクレイジーな方々だとは思って無かっt……この文章は削除されました。

何はともあれ、私は入学前に覚えていただくことですんなり部に溶け込むことが出来ました。

後で、けーき先生が私が名大を受験する旨を流言していたから既に知られていたと聞きましたが…

4月になり、名古屋で一人暮らしを始めた私は無事、地獄の細道で捕まり
「入部するよね?」の威圧の契約で将棋部の一員になりました。

余所者の私は当初、学科や寮での生活に苦労していました。そんな自分に将棋部という居場所を与えてくださったことは、今でも感謝しています。

他に行くあても無く、部室に引きこもっていた(という表現が正しいのか分からないけれど)私の面倒を見てくださったのが先輩方、中でもゾンビ先輩でした。

夜まで部室で将棋を指していればご飯に連れて行ってくれたり、読みたい漫画があれば自分が読むより先に貸してくださいました。

アマ名人戦の愛知県大会に出たいと言うと、「じゃあ0回戦負けしないように部室で徹夜してから一緒に行こう!」と誘ってくださり。

「新人戦で勝ったらマウンテンで甘口スパ奢ってあげるよ!負けたらパセリの爆盛りね!」とどう転んでも地獄に連れて行ってくれたり。(なおベスト8で市長に負けた私はパセリに連れて行かれた。食べきれなかった。)



思い返せば、本当に色々とお世話になりました。
幾つかロクでもないのが混ざっておりますが…


そんなゾンビ先輩伝説で最強の逸話は、やはり春季団体戦に出場するため、受講数0コマにも関わらず学費を払い学生の身分を貫いた話でしょうか。

休学すれば学費を払わなくてすむのに、今まで出場することの出来なかった富士通杯へチームメイトと共に行くために、学費を払って春季団体戦に参加し、チームを全国大会に導きました。この話は部で永劫語り継がれるであろう伝説ですね…

ここまで部の為に尽くしてくださり、後輩の面倒を見てくださったゾンビ先輩がついに卒業されました。ゾンビでも引退することがあるんですね。


5年間本当にお疲れさまでした。
ゾンビ先輩はマジの良い人なので、喜んで残業したり会社に泊まって働いたりしそうで心配です。
体には気を付けてください。

ゾンビ先輩に限らず、卒業される先輩方には全員本当にお世話になりましたし、感謝してもしきれないです。本当にありがとうございました。

たまに我々名大将棋部の後輩達のことも気に掛けてくださったら嬉しいです。
では、お元気で。

~~~~~

あと数分で4月になりますね。明日は新元号発表の日です。

そして新入生達が少しずつ部室の扉を叩く季節です。
今年はどんな後輩達が来てくれるのでしょうか。

後輩達の目に、我々はどのような先輩として映るのでしょうか。

東海本部A(市長)

おひさしぶりです、市長です。
今回は3/17に行われた東海本部のふりかえりをします。
ところで記事はなぜだかありませんが、前回1R目(2R目はお休みでした)はチームとしては2-1の成績をあげたのでした。

今回のメンバーは、市長、どっとこむ君、ゴエモンさん、MYKさん、VANさん。なかなかめずらしい面々かもしれません。

0回戦
わたしは10分前くらいに行った(えらい)のですが、5分前くらいまで誰もおらず。そこで連絡が入り、MYKさんが3分、ゴエモンさんが1時間遅れるとのこと。1不戦敗が確定してしまいました。
5分前にどっとこむ君、時間ギリギリでVANさんが到着。みなさん余裕を持った行動をしましょう!

1回戦 vs刈谷支部
市長、どっとこむ、VAN勝ちの3-2勝ち!
ゴエモンさんが不戦敗ですがなんとか勝利。わたしは先手ノマ三から66に銀出るやつをしました。美濃囲いは堅いですね。

2回戦 vs名古屋と金クラブ支部A
市長勝ちの1-4負け。
前期の初入賞から勢いのあるチームにやられました。わたしの将棋は後手番で石田流を選択。作戦勝ちからうまく着地できました。

3回戦 vs豊田けやき支部A
市長勝ちの1-4負け。
相手は強敵、けやき支部。勝てそうなところもあったようですが…届かず。わたしは後手番を引いたので、味をしめて再度石田に。この戦法つよい。

これにて、東海本部の全体成績は3-3の指し分けとなりました。今回はメンバーが全体的に時間に苦しめられる展開が多かったようです。東海本部は秒読みがないので、時間管理の慣れが必要かもしれませんね。あと、私事ですが今期個人6連勝中です。次も頑張ります。

最後に、今回をもちましてわたしが東海本部Aの記事をかくのはおしまいです。過去をふりかえってみても、全然記事がかけておらず、不徳の致すところであります。過去の東海本部の詳細が知りたい!という方は(いらっしゃるかわかりませんが)、名大将棋部部誌、十字飛車に掲載予定ですのでそちらをお願いします!!(宣伝)

ということで、次回から東海本部の記事は別の部員がかくこととなりますが、それが誰かはその時のおたのしみです。それでは♪

中部新人王戦(どっとこむ)

はじめまして。1年のどっとこむと申します。2018/10/13の中部新人王戦について書いていきたいと思います。
……ええ。10/13の新人王戦についてです。5か月の時間が経ちました。我ながら遅すぎですね。これだけ遅いと思い出せることも少ないので、準決勝と決勝の将棋がほとんどになります。ご了承ください。


予選

名大からは松尾くん、松本(私)、大塚くん、後藤くん、伊藤先輩(二年)の5名が参加。
また加藤先輩が応援に来てくれました。ありがたい限り。


予選は四人リーグの二勝通過二敗失格システム。(いつもの)
私と松尾くんは予選のアタリがよく、早々に2-0をあげ、1-1の大塚くん、後藤くん、伊藤先輩が二次予選へ。



二次予選では大塚くんが勝利して本戦出場を決めましたが、後藤くん、伊藤先輩は敗れ予選通過ならず。

……私は地元出身なのですが、伊藤先輩が私も良く知るH尾とN村の2名(某名電将棋部出身。かなり強い)と予選でカチ合うというありえないレベルの運の悪さを発揮しており、見てていたたまれない気持ちになりました。というか私もそこの枠に入っていたら予選落ちしていた可能性が高いです。こわい。



本戦


本戦トーナメントでは抽選の結果、私と大塚くんがシード枠へ。松尾くんは一回戦で先程のH尾とぶつかったものの勝利。強い…。


二回戦で大塚くんが静岡大のS々木(今大会の優勝者)に敗れ敗退。私と松尾くんは勝利。

この二回戦で私が(多分誰もが)優勝確実と目していた中京大のH田(中部学生オール将棋選手権優勝者)が三重大のHに敗れ、会場全体にあやしい雰囲気が漂いはじめます。



三回戦(準々決勝)。私は南山大のI藤と対局。彼も地元勢で、高校の大会ではほぼ姿を見かけなかったものの、中学時代には幾度となく苦杯を嘗めさせられた相手。気合い十分で挑みます。
結果は……ひやっとする局面はあったものの、やはりブランクの差が大きかったのか、中盤から押し切って勝利。彼に勝てたのは本当に久しぶりで、嬉しかったです。



準決勝


私-松尾くん、S々木-Hの組み合わせ。

松尾くん相手には、初対局でトン死して以来、十局ほど指して一度たりとも勝てていません。準々決勝以上に気合が入ります。


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私が先手、手前側。4二の地点で角交換したところです。

ここまで後手は銀の動きで二手損しており、先手が作戦勝ちです。
が、調子に乗った私はここから……


上図から▲2二角!△3三角▲3一角成!△5一飛(下図)


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角が詰まされてしまいました。いや、まったくありえません。せめて3一角成の前に気づけよという話です。


なぜこんなことになったのかと言えば、私はてっきり2二角には4四角と受けてくるものだとばかり思っていたからです。角が4四なら5一に飛は引けませんからね……。相当なアホです。


後でこの局面をソフトにかけてみたところ、序盤の貯金が大きくなんとまだ互角の形勢なようです。
しかし、こんな初歩的なポカをやらかしては対局中はもう負けの気分です。



悪い流れを止められず、いくつかあったチャンスを逃してしまいます。




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上図の6一飛がとどめの受けの好手。先手に桂香を拾わせません。

以下▲5三龍△同金で下図。ここでは完全に攻めが切れています。しかし…



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図で▲7六銀が逆転の一手となりました。
直接の意味は8五銀〜9四銀と香を取って詰めろをかけることですが、この手のミソは一見、△7九飛で全然駄目に見えるところにあります。


しかし、7九飛には▲9七角があります。以下△7六飛成▲8三桂成△同銀▲5三角成……

それでも後手有利ではありますが、優勢を意識している後手は考えたくない手順でしょう。


それで本譜は△6九飛▲8五銀△9九飛成▲9四銀と進んだのですが、こう6七の銀が貴重な攻め駒に出世しつつ詰めろがかかっては逆転模様です。



実戦はその後、さらに王手竜取りをかけたものの、また後手に盛り返されて下図。

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ここで後手が△5二銀と受けたのなら、長い終盤が続いていたでしょう。少し負けていたかもしれません。

実戦はなんと△6九銀打。以下▲9四歩△同銀▲9二金まで、先手の勝ちとなりました。

トン死で負けて以降勝てていなかった相手にトン死で初勝利するという、なんとも劇的な決着でした。




決勝


ということで、決勝は私-S々木、三位決定戦は松尾くん-Hの組み合わせ。


準決勝に続き先手番を得て下図へ。



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上図の△5三角で後手の歩得が確定。以下▲6五歩で、先手は手得と持ち飛車を主張する展開です。




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後手の陣形は7二銀〜7一玉くらいかと思っていたら△7四歩〜7三桂。いきなり過激です。


決勝の将棋でこんな乱戦になるとは思っていなかったので、このあたりはかなり動揺しています。

相手の指し手からも、浮き足立っている様子が伝わって来ていました。



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この将棋は二転三転するのですが、上図の△5五金が後手の悪手。

代えて△6六金▲5三飛成△7七馬と踏み込んでこられたら負けていました。


進んで、下図で後手が△3一銀〜△4二銀と涙の繰り替えをしたあたりでは勝ちを確信しています。



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相手のS々木くんが今大会の優勝者だと前述した通り、私はこの将棋を負けるのですが、その敗因は自玉をまったく省みなかったところにありました。



上図から▲5六銀△同金と進み、自玉も結構危ないのですが、そこで▲5二銀なら明快に勝ちでした。

△同金なら▲同龍が5六の金に当たるからです。


この手を逃してもまだまだ勝ちなのですが、下図の▲5三金が問題の一手。



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△8六馬から打ったばかりの金を取られては何をやっているのかわかりません。

いや、馬と金の交換ですから悪くはないのですが、ここは当然歩を打つべきところでした。

△5一金と打たれ、もう頭は混迷の極致です。



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上図の▲1六角が更なる問題の一手。どうして2五に打って自陣に利かせなかったのか、今考えても不思議です。



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この局面では、流れはもう完全に後手のものですが、普通に▲1八飛と逃げればまだ先手が有利でした。


実戦は上図から▲5四角△同玉▲5六飛。

金を取るのに飛車角を渡し、後手玉が詰まないのでは何をやって以下略。



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上図以下、▲7八玉△6九角まで。以下は即詰めです。いや、本当にこの将棋は我ながら情けない。



一方、松尾くんは3位決定戦で勝利。名大としては私が2位、松尾くんが3位という結果になりました。


私は将棋の大会で優勝した経験がありません。本当に悔しいです。あと、松尾くんに申し訳ない。


トーナメントの組み合わせは完全な運なので、準決勝で当たったこと自体は仕方がないのですが……


仲間の無念を晴らせるだけの終盤力をつけて、またの大会に臨もうと思います。


ところでこれ、3月に書いているんですよね……すると皆さんは秋季団体戦の名城大学戦で私が相手の玉の詰みを3回逃して負けていることとか知っちゃってる訳で……はい。申し訳ありません。学生王座戦では勝ったので許して



最後になりますが、大会運営の皆さんと、忙しい中応援に来てくださった加藤先輩に大きな感謝を。


ではまた。


学生王座戦(Ray)

こんにちは、2年のRay です。
遅くなりましたが、12月23∼25日にかけて三重県の四日市市で開催された、学生王座戦の振り返りを書いていきます。

名大は昨年度9位に終わった屈辱を晴らすべく、中部代表として胸を張れる結果を目指しこの大会に臨みました。

今回は私の視点で振り返るので、自戦記をメインに振り返っていきたいと思います。


1日目

・1回戦:vs立命館大学

塚越―K田
近藤―K村
藤原―K林
都 ―U城
岩城―Z本
河村―T淵
木村―S本

初戦の相手は昨年度王者の立命館大学。
私の相手は十傑戦4位のTK。彼とは高校時代から交流があり、ネットではいじられキャラですが実力があって実績も残している彼のことは純粋に尊敬しています。
初戦なので誰と当たるかの予測はついていなかったのですが、用意している戦型がありました。
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(図1は29手目▲5六銀まで)

数ヶ月前の関西二軍戦の棋譜を基に、彼と当たった場合はノーマル四間飛車からこの局面に誘導することを事前に考えていました。
図1以下△4二金上▲3六歩△6四銀▲6五歩△5三銀▲2二角成△同銀▲6六角△8一飛▲7五歩△同歩▲同角△7四歩▲9七角△3三角▲7七歩…と進み中盤戦に入り、以下折衝で優位に立って迎えた図2。

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(図2は80手目△6六歩まで)

ここでは▲5三成銀△同金▲3四桂△3三角▲4二銀△同角▲2二金と進めていれば後手玉は明快に寄っていました。
今見れば当たり前に指せる順なのに、当時はどうして全く見えなかったのか。思えばこの時点で既に思考は幾分おかしかったような気がします。
無理に6六の歩を払おうとしたため勝負手を与えてしまい、混戦になって迎えた図3。
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(図3は114手目△2四桂まで)

ここで▲2四同銀△同歩▲4四桂△同金▲2二金が狙っていた順で、以下△3三玉▲4四歩でようやく勝ち筋に。
遊んでいた5六の銀、5八の飛まで働く展開となり、間違えなければ勝てると思った次の図4で事件が起こりました。
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(図4は148手目△9三桂まで)
自玉は詰まず、▲5八竜や▲9八香打くらいでも勝てそう。
しかし、当時の自分は幻の詰み筋を見ていました。


▲9六香△同玉▲9七角なr…








角成…?







※6四の角は9七には成れません※
※6四の角は9七には成れません※
※6四の角は9七には成れません※
※6四の角は9七には成れません※



▲9七角成△9五玉▲9六香でぴったり詰みだと大錯覚。
本当に酷いですね。ルールも知らない人間がこの場所に居て良いのかと本当に恥ずかしくなりました。

実戦は6四の角を持った瞬間に気付き、秒に追われ咄嗟に▲1七香と手を変えましたが、以下△1六歩▲同香△1八銀と進んで図5.
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(図5は△1八銀まで)

この銀を取ってしまったため△1六銀で受けが難しくなり一瞬で大逆転。
図5では▲3七玉とすれば流れはおかしいながらもまだ先手の勝ち筋はあったようです。


とんでもない錯覚で大逆転負けを喫し、死にたかったです。

チームは木村勝ちの1-6負け。

初戦から内容も結果も良くなく、非常にまずいスタートになってしまったと感じていました。

きむりく先輩は流石の一矢。本当に頼りになります。
援護の星を挙げられず申し訳ないです。


当の自分は、ただの負けならまだしもあまりにも酷い錯覚と逆転で、この時点で冷静さを失っていました。
まだ初戦だというのに切り替えることが出来ず、2戦目3戦目でも指す予定の無かった四間飛車を指し、持ち時間を使い切ってもらうことも出来ずに穴熊に殴られボコボコにされる酷い有様でした。勝負所も存在せず、見てられないので2戦目3戦目の自戦記は省略致します。



・2戦目:vs大阪大学

塚越―M屋敷
近藤―S井
藤原―F井
岩城―D々
河村―M井
木村―O中
坂 —T内

2回戦の相手は関西第一代表の大阪大学。
実力に差があることは分かっていて、その中で富士通杯の1-4負けから少しは巻き返したいと思って居たのですが…


結果は塚越、岩城勝ちの2-5負け。
近藤さんは惜しい所もあったようですが、負けた他4局が全て完敗だったのでやはりチームとしては大きな差があると感じました。

余談ですが、表彰式で阪大の主将の方が「地方校相手に6-1、7-0出来なかったことが課題」と仰っていて、非常に悔しかったです。
大学将棋は関東関西のレベルが高く、その他の地区は一歩遅れているのが現状です。
自分たちが格下であることは分かっていますが、そのことに屈辱を感じた地方の選手はどれだけ居たのでしょうか。

我々「地方校代表」も、力を付けて巻き返せるように、地区代表だけで満足せずに全国を見据えて研鑽を積まねばならないと感じました。



・3戦目:vs九州大学

塚越―H浅
近藤―U田
加藤―M野
藤原―A田
岩城―K保
河村―F谷
木村―TN

初日最終戦の相手は九州地区代表の九州大学。
なんとか連敗スタートに区切りをつけて、体制を整えて2日目に臨めるようにしたいところ。

しかし藤原は穴熊に殴られて瞬殺され、隣の岩城さんも逆転は難しそうな棋勢。
ここ2枚取られたら相当厳しいと思っていたのですが…


結果は近藤、加藤、河村、木村勝ちの4-3勝ち。

加藤が相手のエースから金星。詰み周辺まで研究手順だったようで、本人曰く「ソフトに掛けたら一致率はほぼ100%」とのこと。恐ろしい
終盤の入り口で抜け出した河村や、優位に立ってしっかりとリードを広げた木村さんの勝ち方は流石のひとこと。助けられました

近藤さんはいつも通りでした。どうやって捲ったのだろう



なんとか初日最終局を白星で切り抜け、二日目に向けて体制を整えることが出来てほっとしていました。

関西二校との対局を終えたことで、黒星先行はしたものの巻き返せると信じて初日は終了。3連敗で沈んでいた去年の初日よりは成長出来ていたのでは無いでしょうか。
私は個人成績こそ3連敗スタートだったものの、
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全国大会で負けて凹む度にメンタルクソ雑魚と罵られるので平気なフリをしておりました。

河村と共に、富士通杯で功を奏した「大会期間中にア〇メイトに行く」定跡で切り替えようとしましたが、早い時間に閉店しており揃って憤死。
ホテルに戻り、加藤と大塚も混ざって4人で練習将棋を指し、この日は終了。



2日目

・4回戦:vs愛媛大学

近藤―K高
加藤―T橋
藤原―I藤
岩城―H山
河村―H川
木村―N村
坂 —K川

相手は戦国時代真っただ中の中四国地区を勝ち抜いた愛媛大学。
主力同士がぶつかるオーダーになったのではないかなと思います。

私の相手は「一年生のホープ」(byやきとり)、I藤さん。知り合いの多い愛媛県の高校生大会でよく上位に入賞していたので名前は知っていました。
相手の中飛車に糸谷流右玉で対抗し、ベリベリ駒を剥がされて迎えた図6。
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(図6は77手目△4七金まで、便宜上先後逆)
ここで▲5六玉と立って余すことが出来ました。開き王手には角を外せるので自玉は見た目より安全です。

結果は近藤、藤原、岩城、河村、坂勝ちの5-2勝ち。

勝負の当たりが多かったですが、その中で5つ勝てたのは良かったです。
余談ですが、きむりくさんに勝ったN村とは付き合いも長く、昨年の夏合宿にわざわざ愛媛から参加してくれたこともあり名大生とは親交の深い存在です。

中四国地区と中部地区は西日本大会で連合チームを組むこともあり、そういった縁のひとつひとつを大切にしたいと思っています。
次も全国大会で戦えるように、お互い地区予選から頑張ってまた会いたいですね。



・5回戦:vs東北大学

近藤―K菅
藤原―A部
都 —K村
岩城―H間
河村―A見
木村―E本
坂 —S川

オーダーは見事に失敗しました。レギュラーも一枚上の相手の主力とぶつかる形になり、4枚取るには1発2発と入れないといけない当たりに。

私の相手はA部さん。個人戦の東北地区代表で、十傑戦5位と全国大会でも上位の成績を残されています。
昨年度の王座戦でも当たり、その時は角換わりで敗れたのでリベンジしようとしましたが、角交換を拒否されたため対雁木に。

4→2→1と歩を突き捨てて開戦し、一段落した次の図7では不満無い展開のように思いました。
20190201194620199.jpeg


(図7は52手目▲2九飛まで、便宜上先後逆)
ここから数手進み次の図。

2019020119463798b.jpeg

(図8は59手目△3五歩、同)

ここでは▲7三歩成△同桂▲7四歩とするべきでした。
△6五桂は嫌な手ですが、▲7三歩成に後手は飛車を逃げる場所が難しく、それならと金を寄せていく手や持ち角で飛車を追うなど方針が分かり易い先手が良かったようです。
本譜は▲4六歩と合わせた手が良くなく、形成を損ねました。

以下B面攻撃を絡めて飛車を走られた次の図。
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(図9は83手目△8六飛まで、同)

今大会で一番やってはいけなかったのは次の手だったように思います。
後手玉が詰めろにならないことを分かっていながら▲3四銀と指した手が敗着。
以下、△8七歩に一例を挙げると▲3三歩△同銀▲2三金△4一玉▲4二歩△同銀▲3二金△同玉▲4四桂△4一玉▲5二金△3一玉▲3二歩△2一玉▲2二歩△同玉▲2三歩△2一玉(図10)

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(図10は変化103手目△2一玉まで、同)

ここまで進んで明快に一枚足りないことは分かっていました。
図9の局面では▲8七歩と辛抱し△7六飛▲7七金打△同飛成▲同金△4五銀左と進めるべきで、7一の角がぼけていること、後手玉の上部が開けていることから実戦的には勝ちにくいですが、それならまだ勝機はありました。

何故辛抱出来なかったのか。団体戦なのに勝手に諦めて勝手に暴発した訳で、いよいよ自分は将棋を指すべきでは無いと感じていました。


チームは近藤、河村勝ちの2-5負け。

昨年度とスコア変わらず、未だ大きな力量差があることを感じる結果でした。



・6回戦:vs北海道大学

松本―Y口
大塚―B場
近藤―H田
藤原―K友
長尾―T橋
岩城―O田
木村―O澤


この一戦の直前。

松本「明日は参加出来ません」
藤原「(*'▽')!?」
長尾「僕も参加出来ません」
藤原「(*’▽’)!?(*’▽’)!?」

ここまで陰ながらチームを支えてくれていた二人の離脱を突然把握。
せめて一戦は、と思い1年の大塚も一緒に初出場3人を含む急造オーダーで挑みました。

北大には昨年度の王座戦で敗れていますし、実力的にも格上の相手です。
しかし、ここまで温存してきた戦力をここで披露し、勝つことが出来ればチームにとっても今後の大きな糧になると感じていました。




結果は…
松本、大塚、藤原、岩城勝ちの4-3勝ち!


1年生の松本と大塚が全国初出場で白星を挙げ、勝利打点。
長尾さんも、最後には敗れたものの難解な捻り合いを辛抱強く指し回していて、見ていてとても感銘を受けました。

今回は1年生二人の将棋を取り上げます。


201902011950003e3.jpeg

(図11は60手目△7六竜まで)

まずは松本の将棋から。
先手の松本が中飛車からうまく捌いて迎えた図11。

ここで▲7四角と打ったのが上手い攻め。
この角筋が受けにくく▲5五馬~▲4一角成などを見せ優位に立ち、そのまま押し切りました。

中部新人王戦準優勝という結果を残している彼に、ここまで出番を作ってやれずに申し訳なく感じていましたが、ここ一番で大仕事を果たしてくれて良かったです。


次は大塚の将棋を。


201902011950161ed.jpeg

(図12は67手目△7二角まで、便宜上先後逆)

勉強していたという角換わりの形から捻り合いが続き、迎えた図12。ここではチャンスが訪れています。
正解は▲5一角△6四飛▲7四歩。
駒得を確定させ、優位に立ってからも落ち着いた指し回しを見せ勝利を収めました。

チームの勝利も大きかったですが、何よりこの二人が勝利打点を挙げたことが嬉しかったです。
1年生は熱心な部員が多く、中でもこの二人は常に部室で人が居れば対局を挑み、分からないことがあれば棋書を漁り、一人で居れば棋譜を並べていたことを知っていたので、努力が結果となって表れて良かったなと感じました。

来年度以降、今まで名大を引っ張ってきた先輩方が次々と卒業し戦力のダウンが予想される中、彼らのように地道に努力を重ねて実力を付けて来た選手が存在感を示してくれたことは、今後のチームにとっても大きな財産になったと思います。

我々上級生も負けてられないなと感じさせられました。



2日目はこれで終了。
ここまでチームは3勝3敗と五分の成績ですが、最終日は厳しい当たりを残しているため上位に入るにはかなり厳しい状況となっていました。

私は全日理事会に出席していたため翌日に向けたオーダー会議をすることが出来ませんでしたが、ホテルに戻ると加藤が金沢戦のオーダーを全通り書き出していました。

頼りになる同期に恵まれたと思います。



最終日

・7回戦:vs東京大学

近藤―O原
加藤―M本
藤原―I川
都 —I藤
岩城―F岡
河村―S田
木村―SKR

最終日初戦の相手は富士通杯でスイープ負けを食らわされた東京大学。
私の将棋は、後手の角換わり拒否雁木に早繰り銀で応戦して図13.
20190201195028740.jpeg


(図13は44手目△2四歩まで)
ここで▲2五歩と合わせましたが、流石に仕掛けが軽過ぎました。
無理に攻めて囲いを攻略するも、入玉を目指されて次の図14。
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(図14は86手目△1六歩まで)

ここで▲2一飛△1五玉▲1一飛成△2六玉に▲5五角と出れば、▲3七金や▲1七金、▲2八香などの手があって後手玉は受けが難しく、一瞬ながらチャンスが訪れていました。
実戦は最後の▲5五角が見えず、入玉こそ防げども駒不足となり負け。


チームは0-7負け。富士通杯に続きスイープ負けを食らってしまいました。
名大では、内輪でよく「勉強で勝てないのに将棋も完敗で、もう何だったら勝てるのか」と話していますが、本当に何も勝てません。東大さんおつよい…



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ここまで個人成績2-5とボロカスの藤原、既に力尽きておりました。


・8回戦:vs金沢大学

近藤―K井
加藤―S口
藤原―N澤
都 —T邊
岩城―K澤
木村―A木(拓)
坂 —A木(優)

都さんをN澤さんに当てるつもりでしたが、上手く躱されました。
厳しい当たりですが、勝機はあると思って臨みました。

私の相手は学生王将、N澤さん。
学生名人戦の優勝経験もあり、現在の学生棋界で最強と呼ぶに相応しい方だと思います。
3月に金沢へお邪魔した際にボコボコにされているので今回はやり返したいと思い、用意の作戦を用い中盤戦へ。

201902011951160dc.jpeg

(図15は38手目△7五飛まで)

ここで長考して▲7三歩成としましたが、△7八飛成からすぐ△2七桂と捨てる手を見落としていたため一瞬で負けにしてしまいました。
図では冷静に金を躱していれば、飛車を下ろしてから▲2三歩が厳しくかなり先手が良かったようです。
悪くなってからは一手も間違えられることなく寄せ切られ、終わってみれば大差で負け。手合い違いでした。

結果は近藤、木村勝ちの2-5負け。実力差や層の厚さの違いが結果に表れた感じです。


8回戦を終え、チームは3勝5敗。
最終戦の相手である早稲田は優勝が懸かっているため全力で来ることが予想されました。
我々は上位の目も潰えていましたが、優勝争いを繰り広げる上位校の結果に関わるため、最終局も全力で戦おうと話し合い、最終局に臨みました。


・最終戦:vs早稲田大学

大塚―H園
近藤―Y野
藤原―T内
岩城―I橋
河村―N津留
木村―I城
坂 —Z本

私は富士通で敗れたこーやんと再戦。同期では彼が全国でもトップクラスの選手であることは間違い無く、胸を借りるつもりで挑みました。

私が先手で▲2六歩△8四歩▲7六歩△3二金▲7八銀というオープニング。既にかなりの駆け引きがあったように思います。以下相矢倉に進み、土居矢倉に組みましたがのちに▲6八金右と寄り天野矢倉に組換えました。
一手損ですが、脇システムの類型で仕掛けた際に一手早いこと、△6九角の筋が無いことからそうなれば少し条件が良いと思っていました。
それを察知されてか早々に△4二角と引かれ、先手は棒銀から、後手は端から攻めの体勢を築き図16。

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(図16は▲55手目7七桂まで)

▲8五桂~▲9三桂成~▲2七香となれば攻めが決まりそうなので▲7七桂と跳びました。
対して後手は△1四歩と反発し、以下▲同銀△1三歩▲同銀成△同玉と進み、駒損の先手が暴れ後手が抑え込みを狙う展開となり図17へ。

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(図17は▲4九香まで)

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(図18は▲3五角まで)

図18の▲3五角が5三の銀当たりになっているので、ここでは正しく指せば寄せ切れると思っていました。
しかし、図の局面で△4三金と受けられ、飛車を取る筋はあるものの明快な寄せが見えずに次の図19へ。ここが最後のチャンスでした。

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(図19は116手目△4九飛まで)

ここで▲2三銀△4五玉▲3七金とすれば▲4六歩や▲5七桂までの詰めろとなっており、△5四歩にも▲6六金と応援が利くので、こう進めば先手が勝っていたかも知れません。
これを逃して切れ筋となり、以下幾ばくも無く寄せ切られ負け。
やはりこーやんは強かったです。


結果は近藤勝ちの1-6負け。

早稲田大学の皆さん、優勝おめでとうございます。
富士通杯やオール学生に続き、大一番での勝負強さを見せつけられました。
日本選手権、全力で応援してます。大学生の意地を見せてくれることを期待してます!



名大はチーム3勝6敗で8位という結果に終わりました。
昨年から順位をひとつ上げたものの、上位校からは歯牙にもかけてもらえず、非常に歯がゆい思いを抱いていますし、中部地区の他大学にも申し訳ないです。


現在大学将棋はオフシーズンを迎えていますが、地道に練習を重ねて力を付け、地区大会で勝てるように、そして全国でも通用するように頑張っていきたいと思います。


最後になりますが、今回OBの方や中部地区の多くの方から応援してくださっていることを伝えていただきとても嬉しかったです。

3日間、本当にありがとうございました!
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