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名大将棋部

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名古屋大学将棋部のブログです。
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挨拶とか告知とか振り返りとかいろいろ(惣菜)

お久しぶりです。二年の惣菜です。以前私がこのブログを書いたのは去年の新人戦なので、一年以上記事を書いていなかったことになりますね。色々と書きたい内容があったので、わけて書くのも面倒なのでこの記事にまとめて書いてしまおうと思います。

・秋個人戦振り返り(11/3,4)
秋個人の記事はRay君がすでに書いていますが、せっかくなので私の分も簡単に書きます。
0回戦 池下駅で運営用の盤駒を忘れたことに気づく。急いで取りに帰ってなんとか間に合いました。
ちなみに私は去年の新人戦、秋個人、今年の春団体でも運営用の道具を忘れています。いつになったら学習するのか…
予選一回戦 名城大E藤氏
角換わり右玉対早繰り銀 中盤に馬を作ってだんだん良くなったが最終盤で逆転負け。詰み周辺でうっかりがあってパニックになってしまって悪手を指してしまいました。こういう負け方は大反省。
予選二回戦 岐阜大U田氏
ノーマル三間対急戦 苦しい局面を、自陣に龍を引きつけて粘って逆転勝ち。簡単に土俵を割らない指し方は大切ですね。
予選三回戦 静岡大I神氏
対角交換振り飛車玉頭位取り 名大将棋部のいわゆる塚越流。自陣の馬がよく働きました。勝ち。
予選は2-1でなんとか通過できました。
本戦一回戦 中部大N階堂氏
対ノーマル四間 激しい変化に飛び込んで一手勝ち。深くまで読んで指せたのでとてもよかったです。
本戦二回戦 愛工大I口氏
KKS対糸谷流右玉 自分が右玉側を持って嫌だった変化を振り飛車側で採用しました。中盤の押し引きが難しかったですが、うまく上から潰す順があり勝ち。
この時点でベスト16で二日目の進出が決まりました。1年春秋2年春全てでベスト32だったので一つの壁を突破できて嬉しかったです。
本戦三回戦 名城大K川氏
糸谷風中住まい対ゴキゲン中飛車 こちらの玉が薄く神経を使う展開でした。勝負になる順を逃して飛車を成り込みが受からずそのまま負け。正直言って完敗でした。
私の結果はベスト16でした。既報の通り優勝はていりょく氏。私は準決勝と決勝は棋譜取りとして横で見ていたのですが、見事な指し回しでとても強かったです。王将戦頑張ってください。名大からは同期のRayと市長がそれぞれ準優勝とベスト4。お疲れ様でした。

・秋団体振り返り(11/24)
こちらも詳しい記事はませかん先輩&Ray君が書いてますので、自分の対局だけ簡単に振り返ります。
私は初日の南山戦と静大戦に出場しました。
・二回戦 南山大ぽにー氏
実は去年春団のリベンジマッチ。格上相手ですがいい機会を得たと思っていました。
戦型は角換わりの対45桂速攻。角を手放して丁寧に受けて中盤で少しよくなりました。最終盤で敵玉に必死をかけて自玉は詰むや詰まざるやといった形でしたが詰まされて負け。あとで検討したところ詰まない変化があったようです。終盤力強化は当面の間大きな課題となりそうです。
・三回戦 静岡大K谷氏
こちらも格上の相手。かつてレギュラーの先輩方が敗れているという話はきいていました。
戦型は角換わり相腰掛け銀。知っている形になり、攻めあって勝ち。静大戦は4-3勝ちだったので、自分の勝利でチームに貢献できたのがとても嬉しかったです。

・代交代について
秋団の終了をもって、名大将棋部は代交代をおこないました。先輩方から引き継いで今の二年生の代、すなわち我々の代が将棋部を取りまとめることになります。話し合いの結果、私が今年の部長を務めることになりました(部長の他に主将は別でいるのですが)。私は入部から一年半以上長い時間を将棋部で過ごしてきました。先輩方にはとてもよくしていただき、仲の良い同期にも恵まれて、とても感謝しています。この名大将棋部の良い環境を残す、あるいはさらによりよいものにできるように、私にできることをやっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。


・王座戦について
こちらもRay君が書いていますね、はい。
例によって自分のことを書きます。
王座戦は富士通杯と違い14人登録の7人制です。私は富士通杯のときは、部内リーグで負けてメンバーから外れていたので一年ぶりの全国大会です。再び独特の緊張感のあるあの場所でもう一度将棋が指せると思うと嬉しくもあり怖くもありますが、かなり気合は入っています。
去年の王座戦、私は三局指して2-1でした。個人の成績自体は満足していましたが、将棋の内容に関してはまだまだ改善の余地は十分にありました。また、当時の自分の実力やオーダーの関係上仕方ないとはいえもっと出場したかったという気持ちがありました。今年はどのくらい収城できるのかはわかりませんが、今の自分が去年の自分と比べて強くなっていることを結果で示したいです。加えて、去年の結果を見ると、いわゆる準レギュラー(つまり私くらいの実力のメンバー)で勝ち星を稼ぐことがチームの勝利を目指す上で非常に重要であることがわかるので、団体戦であるということを意識して頑張りたいです。
(それと、高校時代の知り合いが王座戦に出る他大にいるので楽しみだったりします。)

・名大将棋部忘年会(王座戦決起集会)について
こちらは幹事としての業務連絡です。
12/15(日)に香蘭楼(山手通り)にて、忘年会を行います(王座戦を控えているので決起集会とも銘打ってあります)。詳細及び参加希望の方は連絡くださいませ。お待ちしています。

以上5項目になりましたが、これにて失礼します。また会いましょう♪
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王座戦に向けて(Ray)

こんにちは、Rayです。

今回の秋季団体戦(前回記事参照)の結果によって、名大将棋部は12月23∼25日に三重県四日市市で行われる学生王座戦への出場権を手にすることが出来ました。
今回はその王座戦に向けて、もう一ヶ月も無いですが心意気やいかに過ごして行くかといったようなことを書いていきたいと思います。主に部員宛の内容になってしまうかもですがご容赦ください。


~~~~~


1R:vs東北大学 …2-5負け
2R:vs北海道大学…3-4負け
3R:vs一橋大学 …3-4負け
4R:vs早稲田大学…1-6負け
5R:vs京都大学 …1-6負け
6R:vs立命館大学…0-7負け
7R:vs岡山大学 …3-4負け
8R:vs福岡大学 …5-2勝ち
9R:vs金沢大学 …4-3勝ち

勝ち点:2勝7敗、勝ち数:22勝41敗 順位:9位(/10校)


昨年度の名古屋大学の王座戦の結果です。
数字からも見て分かるように、完膚なきまでにボコボコにされたのが去年の思い出です。
いやー苦いクリスマスだった…

少しだけ当時の私の話を。
結果を言うと、私の成績は2勝7敗と大きく負け越し、非常にチームの足を引っ張りました。昨年度も王座戦前に意気込みの記事を投稿したのですが、「中部地区代表として恥ずかしくないような内容、結果云々…」と書いておきながらその有様だったので、とても苦しかったです。
もし最終戦で負けて1-8だったら福大のアヒョニキが心の支えになっていたかと思うとそれはもうホラーd…この文章は削除されました。

冗談はさておき、チームとしても個人としても、今年はリベンジの機会として決して逃すわけにはいかないと考えています。去年の屈辱は絶対に忘れてはならない。
この一年間の成長を実感できる結果を掴み取って、今回の大会そのものにおいても、また今後の名大将棋部の糧とする為にも、一戦一戦を全力で戦い抜きたいと考えています。


そして、王座戦に向けて何をしていくべきか…ということですが
昨年は11期ぶりの全国大会ということで誰も右も左も分かっておらず、ただ漫然と60秒将棋の練習をしていました(中部地区は地区大会も全て秒読み30秒で行うため、60秒に慣れていなかった)。
結果として、全国大会で慣れない持ち時間に苦しむということはありませんでしたが、やはり体力や集中力の面で、普段から30-60など持ち時間の長い将棋を日に何局も消化する他地区の選手に劣り、終盤でのミスが多く出てしまっていたのではないかなと思います。
序盤についても、我々が持ち時間に慣れようと実戦ばかり練習している間に、他地区の選手はプロ棋戦やソフトの将棋、ネットの情報などを巧みに駆使して知識を取り入れています。
既にスタートラインから差を付けられているようにさえ感じるのが現状です。



ではその差をどうやって埋めるか。





簡単ですね。将棋に割く時間を増やすしかない


もちろんそれだけではダメだと思います。いくら練習したところで研究したところで吸収効率が悪ければ何も身に付きませんし。

私は普段ほとんど実戦は指さずに棋譜並べばかりしているのですが、王座戦に向けてということを考えるとそれは非常に非効率的だなぁと勉強法を見直そうと思っています。
持ち時間の長い将棋では、より直観<<読みの比率が高まると思うので、序盤について知識の裾野を広げ、深く読みを入れて実戦を積むことが大事なのかなと考えています。
勉強法は人それぞれだと思うので、みな自分に合った方法で王座戦への準備をして欲しいと思うのですが、大会の形式や持ち時間を頭に入れてそれに見合った方法で共に練習していけたら良いと考えています。


最後に。

今回も、我々は中部地区代表としての看板を背負って戦います。王座戦に行きたいという思いはどの大学も抱えていて、その中で切符を手にした我々が適当な準備や不甲斐ない将棋で臨むことは決して許されません。
気を引き締めて、一丸となって戦うことを誓います。

昨年も言いましたが、私は名大将棋部は最高のチームだと信じています。
学生王座戦、頑張りましょう。

秋季団体戦(Ray)

個人戦に引き続き、団体戦の振り返り記事を書いていきたいと思います。

名大は昨秋、今春と地区大会を抜けましたが、依然総合戦力は名城の方が上ですし、三重、静岡は強力な一年生を複数擁しています。主力が4年生の南山は最後に全力を懸けて戦ってくるでしょうし、少数精鋭でB級を抜けた愛知は決して侮れません。
取りこぼしが重なれば、優勝はおろか入賞すら逃してもおかしくないと個人的には考えていました。

春から各自練習に励み名大もレベルアップを果たしたとは思いますが、それは他大学も同様。むしろ理系の上級生が異常なまでに忙しい名大は一部の戦力がダウンしていてもおかしくなく、一層厳しい戦いになると気を引き締めて臨みました。


1回戦:vs 愛知大学

名古屋―愛知
1.都 -M本
2.近藤―N川原
3.松尾―ME島
4.松本―T平
5.藤原―H川
6.塚越―MN島
7.須賀原―W邊

初戦の相手は、春季B級を5人の精鋭で優勝し、7人揃えてA級に臨んできた愛知大学。
オーダーは蓋を開けてみないと分かりませんが、初登板の須賀原、松本の活躍に期待。

私の将棋は対三間飛車。個人戦の記事を読まれた方は薄々勘付かれたと思いますが、またも糸谷流右玉を採用。
20181127200945d83.png


(図1)
三間の浮き飛車に対しては棒金が狙えます。以下飛車先を突破して勝ち。

チームは都、近藤、松尾、松本、藤原勝ちの5-2勝ち
松本君は新人戦でも結果を残しましたし、ようやくといった感じですが団体戦初勝利。おめでとう
すっちーは初登板で、相手の攻めを丁寧に見る神経を使う展開で最後にミスが出てしまったようです。結果は実りませんでしたが、らしさの溢れた将棋だったと思います。実力はあると思うので次に期待してます。
塚越さんは卒論と単位を諦めて一緒に将棋しましょう。


2回戦:vs 南山大学
1.木村―T橋
2.河村―M岡
3.加藤―ぽにーさん
4.近藤―I藤
5.松尾―H田
6.松本―N尾
7.藤原―H川

相手のレギュラーにこちらの準レギュラーが当たる形に。裏を返せばレギュラー陣は絶対に負けられない展開になりました。

私の将棋は相手の三間(以下略)に私の右(以下略)
20181127201006c8c.png


(図2は▲3五歩まで)
この局面は既に後手優勢です。ここでは△4五桂が分かり易かったようですが本譜の△3四歩も悪くなかったようで、以下▲4七銀上△3五歩▲4六銀△3六歩と進み勝勢になりました。

チームは木村、近藤、松尾、松本、藤原勝ちの5-2勝ち
惣菜は最後の王手ラッシュに対応を誤ったらしく惜敗。市長も良い所はあったようですが底力を見せられる結果となったようです。やはり南山の4年生エースの方々は強かったと改めて感じさせられました。


3回戦:vs 静岡大学
1.木村―H吉
2.河村―K池
3.加藤―K谷
4.近藤―O澤
5.岩城―SS木
6.藤原―I神
7.塚越―A武

後で相手に訊いたところによると、エースSS木くんを私に当てる展開を避けられたようです。ということでまたしても私は負けられない展開に。
私の相手はI神さん。高校時代から繋がりはあったので練習で指したことがありますが、公式戦で当たるのは初めてです。戦型は相手の角交換振り飛車に銀冠で対抗しました。
2018112720101723b.png

(地獄絵図3は▲8三歩まで)
典型的な振り飛車成功図ですね
この歩を取ると▲7二馬~▲9六桂で飛車が死にます。
ここから頑張って捲りました。
2018112720103303e.png

(図4は▲5五歩まで)
図4の局面では既に互角に戻っています。
ここから△2七香と打ち込みました。対して▲3九玉ならまだ難解でしたが、▲同銀と取ったため以下△1九角▲3八玉△3七歩成▲同桂△2七歩成と進めて寄せ切りました。

チームは木村、加藤、藤原、塚越勝ちの4-3勝ち
相手の一年生二人にこちらの五年生二人が取られる展開で薄氷の勝利。惣菜が大仕事を果たしました。塚越さんも苦しかった将棋を捲ったようで、チームは負けていても何ら不思議はありませんでしたね。既にチームに実力差はほぼ無いと改めて感じました。


一日目はここまで。なんとか3-0で二日目に望みを残しましたが、一層厳しい戦いになることが予測される翌日に向けて、主力選手は部室に戻って延々将棋を指していました。雰囲気の良い状態で二日目に臨むことが出来たと感じました。



4回戦:vs 三重大学
1.木村―M田
2.河村―H口
3.近藤―N田
4.松尾―N橋
5.岩城―HYS
6.坂 -M山
7.藤原―K口

オーダーは想定通りだったと思います。木村、近藤、藤原がしっかり勝てばあとひとつどこかで拾えるという読みだったのですが…
私の相手はK口さん。昨年の秋季団体戦では敗れているので、まず間違いなく当ててくると思っていました。
戦型は相手の四間飛車穴熊。そして迎えたのが次の図。
20181127201054062.png

(地獄絵図5は▲5四桂まで)
今見返しても投了図にしか見えないですね…
ここから△5三銀▲4二桂成△同銀引▲5三銀△7三角…と血の涙を流しながら受け続け、1筋に追い込まれ、下段に叩き落され、必敗の局面を50手以上粘って次の図。
201811272011180c3.png

(図6は△6二桂まで)
相手の持ち駒を銀と桂と歩のみに振り替えた瞬間に銀の脇から逃げ出し、脱出に成功。
とても褒められた…というか許された内容では無いですが、団体戦なので懸命に粘った結果です。
後で周囲から「いい加減に序盤で考えずに必敗になるのを反省しろ」と怒られました。ごもっともです。反省します。

チームは木村、河村、近藤、坂、藤原勝ちの5-2勝ち
勝負所の市長と、相手の主力に当たった坂さんが大仕事。
しかし、やはり三重にも奪われた2勝は一年生によるもので、今後数年間に渡り三重は安定して強力であると確信させられる結果となりました。


これで4-0。最終戦は名城との全勝対決です。
勝ち数で下回っているため、3.5-3.5は許されません。全員が勝つことを求められる大一番です。


5回戦:vs 名城大学
1.木村―H尾
2.河村―K川
3.近藤―I藤
4.松本―O村
5.岩城―I井
6.坂 -M本
7.藤原―K保

オーダーは成功しました。どこの誰か分かりませんが、裏主将はとても頼りになりますね。
三段リーグは厳しい当たりが続くと仰ってましたが、頑張ってください。応援しております

ここで私の秋季大会の戦型について、前の記事から読んでこられた方は気付いていることがあるかもしれませんが

個人戦
1回戦:筋違い角
2回戦:対四間飛車
3回戦:対中飛車
4回戦:対四間飛車
準決勝:対三間飛車
決勝 :対中飛車
団体戦
1回戦:対三間飛車
2回戦:対三間飛車
3回戦:対向かい飛車
4回戦:対四間飛車

筋違い角で振り飛車を封じた一局を除き、全てが対振り飛車でした。凄い(小並感)
流石にもう振り飛車の相手は懲りていたので、先手を得た私がやることは決まっていました。5手目▲4五角ですね。

…というのは半分冗談で、糸谷流右玉を見せすぎたというのが正直なところです。私の相手のK保さんには個人戦で指してますし、K保さんとチームメイトのK川さんにも決勝で採用して私は敗れています。
団体戦の初日にも2局指してそのデータは名城に取られてしまっていたので、戦型を狙い撃ちされる危険性が高いと感じました。そこで筋違い角を採用することに。

相手の無理気味な動きを咎めて駒得し、優位に立ち迎えた図7。
2018112720113394c.png

(図7は△5三飛まで)
ここで▲6二角成と指しましたが、感触は良くなく実際にぬるい手だったようです。
正解は▲5四銀成△同飛▲6七銀(図8)
20181127201145b6d.png

(図8は▲6七銀まで)
浮き駒をなくして自陣を引き締め、▲8七角を狙う絶好の一手です。
こういう手が指せるようになりたいですね。勉強になりました。
そして進んで図9.
20181127201205d4a.png

(図9は▲3九玉まで)
ここで△5四角をうっかりしていました。初歩的な両取りというのに…
実際は△5四角には▲9一竜と香を取り、△7六銀に▲2五香△3三玉▲6七銀とすれば先手勝勢となるため△5四角は良い手ではないそうですが、うっかりしていたという所に問題があります。反省します。

本譜は角を打たれず、進んで最終盤。

(図10は△6三角まで)
20181127201219b2b.png
ここで▲4三香不成で着地を決めました。成だと△4一金が少し気になります。
以下寄せ切り、レギュラー対決で星を奪うことが出来ました。


チームは木村、河村、岩城、坂、藤原勝ちの5-2勝ち
みんな強かったです。猛攻を受けきったきむりくさんも、個人戦中部覇者に研究勝ちから逃げ切った市長も、ワールド全開の指し回しを見せた岩城さんも、コーヤン流への対策を徹底的に研究していた坂さんも皆とても良い内容で勝っていたように思います。
松本くんも相手のレギュラーに対し詰みのある局面まで追い詰めたようです。彼の序盤は本格的で、しっかりリードを奪えるタイプだと思うので、これから逃げ切る終盤力を身に付ければ大化けするのではないかと思っています。
近藤さんから星を奪ったI藤くんは今回全勝で内容も良かったようですし、私は彼の努力に敬意を払っています。流石です。


全体を通して危ないところもありましたが、なんとか名城にも勝ち切り5-0で優勝することが出来ました。
共に戦った選手や、棋譜取りなどのサポートを手伝ってくれた部員、オーダー係の市長とませかん先輩、そして応援してくださった多くの方々のおかげでこの結果を掴むことが出来たと思います。
本当にありがとうございました。

ひとまずの安堵と、全国大会や来年度以降の地区大会への不安など、様々な感情が入り乱れて思考がまとまらないので、次の記事で今後の展望や全国大会への意気込みを述べたいと思います。
今回はここまで。それでは

秋季個人戦(Ray)

こんにちは、Ray です。
秋季大会(個人・団体)が終わりました。今回は個人戦の振り返りから書いていきたいと思います。


~~~~~


秋季個人戦(11/3∼4)

年に2回の個人戦。私は運営幹事なので本戦トーナメントからの参加でした。そして適当にクジを引いた結果…
20181127200818283.jpeg


(図1)

やっちまいました…
同士討ち大好きなどと揶揄されているのは、これまでもたくさん仲間をツモって来たからですね。

(以下公式戦に於ける部内戦略歴)
H29
春個人  本戦一回戦 vs ニタマゴ先輩
中部オール予選    vs N県民先輩
同    本戦一回戦 vs きむりく先輩
新人王戦 本戦2回戦 vs osw
同    本戦3回戦 vs 市長
秋個人  予選    vs ている氏
同    本戦1回戦 vs ている氏
同    本戦2回戦 vs castle先輩
H30
中部オール団体副将戦 vs ゾンビ先輩
春個人  本戦一回戦 vs カニカマさん
同    ベスト16 vs 名工戦艦T川さん
中部オール団体大将戦 vs ゾンビ先輩
秋個人  本戦一回戦 vs ゾンビ先輩  ←New!
(??  ????? vs ?????)

ているさん、T川さん、カニカマさんは他大から名大将棋部に所属する部員ですが、ざっとこんな感じです。
謎の引力が働いている原因についてはまだ解明が為されていません。個人的には「周りが俺のことを好きだから寄って来る」と主張しているのですが、周囲は「お前が部員を好きすぎる」と主張しており、この論争は決着の日を見そうにありません。


本戦1回戦:vs KN藤(名古屋)

…ということで、初戦の相手はゾンビ先輩。
先輩は最後の個人戦だし、そもそも格上と当たるということで非常に嫌な相手でした。しかし、ここで不甲斐ない将棋を指しては団体戦前にチームメイトとして信頼を得られない…と思い手段を選ばずに勝ちに行くことに決め、振り飛車党の先輩に対し5手目に▲4五角と打ちました。最低ですね。

将棋は私がリードして中盤に入るも、先輩の穴熊は金銀4枚残っており、攻めを日和っている内に猛攻を食らって玉を端に追い込まれる展開に。
最後は私が詰めろ逃れの詰めろを掛けたと思い込んで一路誤った場所に飛車を打ち自玉に5手詰めが発生するも、逃されたため辛くも逃げ切り勝ち。
戦型選択から幕切れまで、総じて申し訳ないと感じてしまう将棋でした。不甲斐ない…
先輩とは、団体戦で共に全力を尽くそうと誓い、トーナメントの次に進みました。


本戦2回戦:vs H田(南山)

H田くんは中部学生将棋連盟のHP係。とても仕事が早く、一年間とても助けられました。本当にありがとう
そして将棋の内容ですが
20181127200834cd2.png


(地獄絵図2は▲8五同歩まで)

必敗ですね間違いない…(先手が私)
定跡は知っていたのに、取ってはならない歩を脳死で取ってしまい酷いことになりました。こんなのでは将棋を指す資格が無いと本気で感じました。
この後は死んだフリで受け続けて少しずつ後手玉を薄くし、持ち駒の条件が揃った瞬間に詰ませてなんとか逆転勝ち。一回戦に続き、身内を相手に申し訳ない将棋を指したなぁと改めて感じました。

予選免除なので一日目は2局で終わり。名大からはRay 、市長、惣菜の2年生3人がベスト16進出。
今回も二日目に残れた点については安堵しました。運営があるのでいずれ二日目も会場に来なければならず、敗退して運営のためだけに来るのは精神的にきついものがあるので。

この日は「まさか2日目に残れると思わなかった(本人談)」静岡のかるきずを家に泊め、翌日に備えて早く寝ました。


~2日目~


ベスト16:vs K保(名城)

K保さんとは公式戦初手合い。練習会で一度対戦してますが、データが少ないため相手の得意型を封じる策は取れず、自分の指したい形を指すことに。中飛車に対して糸谷流右玉で対抗しました。
美濃の端を先攻する形になり、決め損なって長引くもリードを保って勝ち。それなりに内容良く指せたので、昨日の不調からは建て直せたかなと感じました。


ベスト8:vs N橋(三重)

N橋さんには春季団体戦でボコボコにされてます。リベンジのつもりで挑みました。
戦型は相手の四間飛車。春団では中飛車を指され糸谷流右玉を採用して負けましたが、直前も隣で私が右玉を指してるのを見て今度は上から直接潰そうと目論まれたのでしょう。
怖いので左に行きました。

恥ずかしいので局面は載せられませんが、
▲9八香△3五歩▲7八銀この三手でいかに序盤力に差があるかお分かり頂けるかと思います…
立石流を狙われたので角交換から自陣角を据え、少しずつリードを奪う展開に。最後は猛追され逆転されてもおかしくはなかったですが、自玉の詰めろが外れた隙を見つけて必至を掛けてなんとか勝ち。運が良かったとしか言いようのない薄氷の勝利でベスト4進出。

~お昼休み~

次の対戦相手と喋りながらコンビニへ昼食を買いに行き、喋りながら会場へ戻り、会場で昼飯を食べながら喋ってました。なんででしょうね


準決勝:vs KW村(名古屋)

ということで、またも部内戦です。
普段からお互い部室にはいるけれど、練習将棋はあまり指してません。
昨年の新人王戦ではベスト8で負けているので、これもリベンジ戦です。市長の三間飛車にまたも糸谷流を採用しました。
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(図3は▲1五飛まで)
図3は先手から▲7五歩△同歩▲1五歩△同歩▲7五飛△7四歩▲1五飛と転換した所。
ここでは△4六角が分かり易かったようです。以下飛車を取ってから8筋の継ぎ歩と△1八歩のような攻めを絡めれば先手陣は崩せたようです。本譜は図3から△4五歩と突き、▲1三飛成△同香▲同香成△8八飛と進んで図4.

20181127200902723.png

(図4は△8八飛まで)
▲7八角と受けられたら分からないなと思いつつ、他に攻めも思い当たらないので打ち込みましたが、実際▲7八角で相当先手が良かったようです。
本譜は▲9八角だったため、働きの良い6八の方の角と飛車を刺し違える形となり優位に立ってそのまま逃げ切ることができました。
これで決勝進出。


決勝:vs K川(名城)

決勝の相手は、準決勝でT川さんの連覇を止めたていりょく氏。
練習で10秒将棋などたくさん教えていただきましたが、ほとんど勝ててません。
戦型は対中飛車でまた糸谷流を採用しました。
20181127200932fa8.png


(図5は△1五同角まで)
端から開戦され、互角の中盤戦。
ここでは▲1九飛が良かったようです。本譜は▲1六歩と打ってしまったため、△3七角成▲同玉△8七金が機敏で、自玉を薄くされ左辺への脱出ルートを封鎖された上に、飛車を転換される筋もあって受けきれる形では無くなりました。以下攻め合いを狙うも丁寧に余されて負け。
終盤はほぼ間違われることもなく、逆転の目はありませんでした。ていりょくさんは強かったです。
学生王将戦、応援してます。今度またボルダリングに誘ってください。


~~~~~


ということで、私の秋季個人戦は準優勝という結果に終わりました。
感想を述べると、内容を見ても分かるように結果に実力が追い付いてないなぁというのが正直なところです。一切読みの入ってない手ばかりで、むしろ全国へ行く資格などそもそも無かったと思います。決勝は実力も懸ける思いもあちらが上で、自分の将棋に対する気概や、将棋そのものの浅さを思い知った気分です。

学生王将戦への出場はなりませんでしたが、来年度の西日本大会に中部選抜としての出場はほぼ内定したので、そこはほっとしています。
広島(中四国)から愛知(中部)に出て来た私にとって、ひそかに中部中四選抜チームとして西日本団体に出場したい思いは強かったので、そこは良かったと思います。
またひとつ目標が出来たので、来年の夏までも全力で将棋に打ち込んでいきたいと思います。

それでは、個人戦の振り返りはここまで。
このあと、団体戦の振り返りともうひとつ記事を書きたいと思っております。良ければどうか最後までお付き合いください。

秋季団体戦(ませかん)

こんにちは。 ませかんです。11月24、25日に行われた秋季団体戦の振り返りをしたいと思います。私はほぼ現地にいなかったため、所々オーダー係の市長さんに感想を述べてもらいました。
0回戦 いつも誰か負けているような気がしますが今回は勝利(したらしいです)。
1回戦 vs愛知大学 (敬称略)
都ーM本
近藤ーN川原
松尾ーME島
松本ーT平
藤原ーH川
塚越ーMN島
須賀原ーW邉

市長さんの感想「初戦はわからないので、少し危険でしたが須賀原、松本を初出場させました。」
結果
都、近藤、松尾、松本、藤原勝ちの5-2でした。松本くんは初勝利。須賀原くんは次に期待ですね。

2回戦 vs南山大学 (敬称略)
木村ーT橋
河村ーM岡
加藤ーPさん
近藤ーI藤
松尾ーH田
松本ーN尾
藤原ーH川

市長さんの感想「主力の一角であるY崎氏、O笠原氏が不在で驚きました。その影響で少しオーダーがずれました。」
結果
木村、近藤、松尾、松本、藤原勝ちの5-2でした。
市長さん「私は相手のエースに対し少しリードしたもののうまく負かされました。」
1年生の活躍が光りましたね。

3回戦 vs静岡大学 (敬称略)
木村ーH吉
河村ーK池
加藤ーK谷
近藤ーO澤
岩城ーS木
藤原ーI神
塚越ーA武

市長さんの感想「オーダーは想定通り、相手のレギュラーにこちらのレギュラーを複数当てることができました。」
結果
木村、加藤、藤原、塚越勝ちの4-3でした。
市長さん「私は戦犯をかましかけました。結果は相当ヒヤヒヤしました。」
相手の主力相手とはいえ岩城さんと近藤さんを抜かれたのはきつかったですね。加藤くんは相手のエース格に勝ち。めちゃくちゃ大きかったです。塚越さんも苦しかったそうですし紙一重でした。

1日目はギリギリの戦いでしたが3-0。優勝の目を残して2日目へ。

4回戦 vs三重大学 (敬称略)
木村ーM田
河村ーH口
近藤ーN田
松尾ーN橋
岩城ーH
坂ーM山
藤原ーK口

市長さんの感想「オーダーはうまくいきました。私が勝てればいけそうな当たりでした。」
結果
木村、河村、近藤、坂、藤原勝ちの5-2でした。
市長さん「私の将棋は激戦が続きましたが、なんとか攻めを切らすことができました。」
市長の勝ちと坂さんが主力のM山さんに勝ったのが大きかったですね。岩城さんは珍しく0-2です。

これで4-0。勝った方が優勝の名城大学戦です。

5回戦 vs名城大学
木村ーH尾
河村ーK川
近藤ーI藤
松本ーO村
岩城ーI井
坂ーM本
藤原ーK保

市長さんの感想「オーダーは想定通りいってあとは個人が頑張るのみだと思いました。」
結果
木村、河村、岩城、坂、藤原勝ちの5-2でした。
市長さん「私はK川氏とは初手合い(しょてあい)でした。将棋は良くなってからK川氏の底力(ていりょく)により怪しくしてしまいましたが、なんとか逃げ切ることができました。K川さん、学生王将戦応援してます!」

岩城さんと藤原くんはレギュラー対決を制し、坂さんは本日2-0と力を見せました。岩城さんは最後に大仕事。藤原くんは唯一の5戦全勝です。きむりくも非常に忙しい中来てくれたようでありがたかったですね。近藤さんは将棋の内容も結果も通常運転だったらしいです(10回中7回3-2)。1年生の松尾くん、松本くんは3回出場してよく戦っていました。来年以降も期待できる2人です。全員ががんばった結果だと思います。お疲れ様でした。

市長さん、オーダー係として統括「チーム一丸となって危ないところを補い合って勝利を手にすることができました。学生王座戦も頑張ります!」

詳細なレポート、学生王座戦への意気込みは藤原くんが書いてくれると思います。前回は9位に終わったので1つでも上の順位を期待してます!
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